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都営住宅のメリットとデメリット|居住30年の口コミを紹介

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団地&集合住宅問題
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都営住宅のメリットとデメリットを30年住んでいる私が詳しく紹介いたします。

この時世で所得が減ってしまい民間のアパートやマンションに住んでる方にも人気上昇している都営住宅です。

抽選倍率も高いようで中々当たらないって嘆きの声も聞こえてきます。

本当に住みたいかやめておこうかの指針にしていだけますよう網羅しますね^^

 

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都営住宅のメリットとデメリット|居住30年の口コミを紹介

どんな住宅でも同じですが、メリットもあればデメリットもありますね。

30年住んでいて感じたことや起こったことを出来る限り詳しくご紹介しますね。

都営住宅に住むメリット

  • 東京都の管轄住宅で安心
  • 家賃が安い
  • 入居時の礼金は不要(保証金という名の敷金のみ)
  • 更新料なし
  • 仲介手数料不要
  • 連帯保証人は不要(令和元年から)
  • 修理・修繕は東京都負担の箇所が多い
  • 定期的に排水管掃除・室内警報器の交換をしてくれる
  • 室内に嬉しい機能もある
  • 建替えになった場合は優先的に入居できる

    東京都の管轄住宅で安心

    東京都の管轄なので、民間賃貸のように「大家さんに監視されてる」とか「建替えするから退去してほしい」とかといった問題がなくて安心です。

    まぁ、趣味でゴミ捨て場の監視してるおばあちゃんはいますがw 家賃をきちんと払っていればいきなり退去、なんてことはないです。

    家賃が安い

    都営住宅の家賃は同じような間取りや広さとして、相場で民間アパートやマンションのおよそ半分から7割くらいです。

    (一部免除や新築などいろいろあるためあくまでも相場です)

    ちなみに併設の駐車場は民間と同じです(´;ω;`)

    入居時の礼金は不要(保証金という名の敷金のみ)

    入居時の礼金は不要です。

    保証金として家賃の2か月分が必要。保証金は退去時の部屋の修繕に充てられ、特に部屋に問題がない場合は返還されます。

    更新料なし

    民間では2年ごとに更新料が必要ですが、都営住宅の場合は更新料はないです。

    ただし、毎年翌年度家賃決定のための「収入報告書」を提出します。

    なので、家賃は収入によって変動があるんです。

    仲介手数料不要

    東京都との直接契約となるので、仲介業者はいないため手数料はかかりません。

    連帯保証人は不要(令和元年から)

    以前は契約時に連帯保証人が1名必要でした。

    令和元年から連帯保証人は不要になり、緊急連絡先のみで契約できることになりました。

    ですので、連帯保証人がいないから諦めてた方も契約しやすくなりました。

    修理・修繕は東京都負担の箇所が多い

    入居してから30年の間に修繕してもらった箇所がいろいろ。

    築50年越えじゃ直すより建替えてよーーーっと思った次第ですが、都の予算もあることですし仕方ないですね。修繕されただけでもありがたいと思わなきゃ。です。

    以下の修繕はすべて住人負担はありません。東京都で負担してくれました。

    外壁塗装

    新婚時代に住んでいた賃貸マンションは外壁塗装のときに1戸につき10万円没収されたんですよ(# ゚Д゚)

    その外壁塗装も都営住宅は住人負担はありません。

    窓交換(網戸付け)

    入居したときの窓はサッシではありませんでした。重いガラス戸で網戸もなかったです。

    唯一風呂ドアだけサッシだったような記憶があります。

    で、家じゅうのガラス窓がサッシに交換する旨の案内が来ました!

    「ヤッタ!」ですよ。もう重たいガラスを力入れて開け閉めしなくていいんだ、と同時に嬉しい網戸がつくってことで。

     

    1棟全体に足場組まれて作業員さんが行き交うので、変な恰好でいられなかったですけどね。丸見えだから(´;ω;`)

    作業日は一応立会いなので、家族で家にいましたよ。5階から下に順番だったので結構日数かかりましたが、サッシと網戸は一番嬉しい修繕でした♪

    天井貼り

    大分前にアスベスト問題がニュースになりましたよね。

    この団地も50年越えでアスベストを使用していないとは言い切れず危険があるかもしれないとのことで、

    元のザラザラの茶色の砂壁のような素材の天井を覆うように新建材で全室の天井を貼ってもらえました。

    台所大型家電用コンセント増設

    天井貼りと同時に付きました。2口の大型家電コンセント。でも、うちのレイアウトだと位置的に使えないので、炊飯ジャー用に使ってます。大型家電用でも何に使っても良いとのことでした。

    キッチンシンク交換

    シンク全体の交換がありました。元のもそんなに酷く古い感じではなく気にはならなかったのですが、なぜか交換になりました。在宅要だったので、作業員さんのお昼時間に急いでスーパーへお弁当を買いに。

    ベランダコンセント増設

    洗濯機がベランダにあってコンセントカバーもないので、危険とのことでコンセントカバーが付き、今までの一口から二口コンセントに変えてもらえました。防犯用にセンサーライトをつけられるようになって安心♪

    ベランダと部屋の柵交換

    ベランダの柵も部屋の窓外の柵も鉄製で錆びついていたので、丈夫なアルミ柵に変えてもらえました。

    玄関ドア塗装

    玄関ドアも傷やらサビやらで汚かったので塗装してもらえました。住人も訪問者もわかりやすいようにお向かいのドアと違う色に変わりました。

    水道管に節水コマ

    台所、お風呂、トイレ、洗面所の水道管に節水コマを取付けてもらいました。これで水道代もかなり安くなりましたよ。

    エアコン用穴とコンセント設置

    入居したときはエアコンのホースを窓から出してました。

    サッシの上部が小窓2つに分かれています。ここから以前はエアコンホースを出してましたが、別途壁にエアコン用の穴を開けてもらえました。

    この小窓は便利で嬉しいんですよ。大きな窓を開けなくてもちょっと換気したいときにすぐ開けられるし、防犯用の鍵もついているので、これは嬉しい窓です♪ エアコンホースが外れて良かった!

     

    定期的に排水管掃除・室内警報器の交換をしてくれる

    こちらも無償でしてもらえます。

    定期的に排水管の清掃をしてもらえます。1~2年に一度の間隔です。

    お風呂、トイレ、台所の排水管清掃です。住人負担はコンセントを使うので電気代のみ。5分で終わるので大したことないですよね。

    ベランダの排水溝は対象外なので自分でします(´;ω;`)

     

    室内警報器が義務になったときに各部屋とキッチンにつけてもらいました。しかも期限がきたら案内が来て取り替えてもらえます。

    その他、日々の生活の中で修繕してほしい箇所がでてきます。水漏れや畳交換などいろいろありますが、修繕費用も東京都負担のものと、自己負担のもの、結構細かく分かれています。定期的にお知らせ事項などが書かれた「すまいのひろば」という冊子がポストに入りますのでその冊子に詳しく書かれています。

    建替えになった場合は優先的に入居できる

    築年数が50年前後になると「建替え」のリストに入ります。数が多いので実際に建替えになるまでそこから数年はかかりますが、建替えになった場合は現入居者が優先的に入居できます。

    この団地もやっと順番が回ってきたようで、2年後には新築になる予定です。

    以上が都営住宅に住むメリットでした。

    あくまで築50年越えの古団地のお話しです。築年数の浅い団地はもっと住みやすくできています。

    都営住宅に住むデメリット

    • 5階建てでも階段がない団地がある
    • 自治会加入は強制的
    • 年に一度の(減免の人は半年に一度)収入報告が面倒
    • 役員会がある
    • 月に一度の朝掃除がある
    • ゴミ捨て場掃除の当番が回ってくる
    • 駅から遠い場所が多い
    • 騒音トラブルが多い
    • ペット不可

      5階建てでも階段がない団地がある

      古い団地では5階建てでも階段のところが多いです。

      中階段の造りのためエレベーターの後付け設置もできないのです。高齢者や体が弱い方が住むには3階以上は大変です。

      自治会加入は強制的

      ゴミ捨て場、自転車置き場、併設駐車場、階段など共有部分が多いので、外灯代などが必要になりますので、自治会に加入して備品を購入するための自治会費が発生します。

      ちなみにうちの団地では月700円です。

      自治会をなくして都に一任しようという話も出てきてますが、なかなか捗らないようです。

      関連記事はこちら↓

      団地の自治会うざい強制?入らない場合はどうなる?会費や役員などトラブル1つのメリットもあり

      年に一度の(減免の人は半年に一度)収入報告が面倒

      年に一度(減免の方は半年に一度)課税証明などを提出して、翌年度の家賃が決まります。

      面倒ですけど、報告をしないと本来安く済む家賃が高くなったりしますので仕方がないことです。

      関連記事はこちら↓

      都営住宅家賃減免(減額)申請できる対象者と計算方法|コロナ支援はある?

      役員会がある

      自治会の役員会があるんです。各棟に2名ずつ毎年選出して、その中でも会長、副会長、広報、福利厚生、会計などPTA会員と同じような感じです。

      役員会に関しては私は2度受けましたが、やってよかったと思ってます。最初は入居2年目でしたので、役員会を通じて団地内に知り合いがたくさんできました。いざというときに頼れるので助け合い精神が生まれます。

      同じ場所に住んでいて誰も知らないなんてやはり寂しいですよね。立ち入り過ぎも嫌ですけど・・・。つかず離れずの距離の付き合いならメリットにもなるのでは。と思いました。

      月に一度の朝掃除がある

      月に一度、大抵日曜の朝に掃除があります。

      この掃除も交流を深められるメリットにもなるのかなと思います。

      関連記事はこちら↓

      都営住宅(県営住宅・公営住宅)は草むしりを住人がするのは強制?【体験談】

      ゴミ捨て場掃除の当番が回ってくる

      年に3回ほどですが、意外に面倒です。共同のゴミ捨て場の掃除です。

      駅から遠い場所が多い

      団地はマンモスのごとく何棟も同時に作られているので広い土地でないと難しいため、駅チカの団地は少ないです。

      うちの団地は駅から近い方です。歩いて7分、自転車なら2,3分なので。選ぶときは場所柄も考慮することをおすすめします。

      騒音トラブルが多い

      騒音トラブルは団地に限らず、集合住宅にはつきものですね。

      洗濯機や掃除機の音など生活音はお互い様ですから仕方がないことです。

      一番困るのは、深夜早朝の音楽やテレビの大音量です。安眠妨害にならないよう、何の音にせよ、深夜早朝は気をつけないとトラブルの原因になります。

      ドアの開け閉めや大きな足音も同じくです。

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      集合住宅の騒音問題トラブルで苦情|ストレスが溜まる前にすべき対策

      ペット不可

      大方の団地は「ペット不可」です。

      とは言えペットブームの今ですから「暗黙の了解」で静かで小さなペットを飼っているお宅も多くみられます。

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        都営住宅のメリットとデメリット|居住30年の口コミを紹介まとめ

        都営住宅に住むメリットとデメリットは伝わりましたでしょうか。30年も住んでいるといろいろありますが、デメリットもメリットに変わってきたり中々面白くなってきます。

        あとは上下左右に住む方がどんな方かわからないのが不安かもしれませんが、日ごろから挨拶を交わしていれば結構楽しく暮らせますよ^^

        自転車のパンク修理が得意な方がいればタダで直してくれたり・・・ご近所さんの顔も知らないというマンションやアパートより暮らしやすいかもしれないです。(人間がうざい人は無理ですが(´;ω;`)

        申込みをする参考にしていただけると嬉しいです。

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